桜本町クリニック

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泌尿器科 - 桜本町クリニック【名古屋市南区のかかりつけ医】

泌尿器科UROLOGY

男性に多い疾患

尿道炎

尿道炎

尿道炎とは、クラミジア、淋菌、その他の細菌・ウイルスが尿道に感染することにより引き起こされる病気です。
尿道炎=性病とは限りませんが、性行為が原因のこともあります。

排尿時の違和感、かゆみ、痛痒い、ヒリヒリ、頻尿、尿道から分泌物や膿が出るなどの症状があります。
人によっては症状がない方もいます。
検査は尿検査を行い、クラミジアや淋菌がいないかチェックします。治療法は抗生物質を服用し、数週間後に治癒しているか確認します。
また、パートナーにも感染している可能性があるため、同時の検査治療が必要です。

前立腺疾患

前立腺疾患

前立腺疾患には大きく分けて腫瘍性疾患と炎症性疾患のふたつがあります。
腫瘍性疾患には、加齢によりほとんどの男性が罹患する良性疾患の前立腺肥大症があります。また、悪性疾患の前立腺がんもあり、前立腺がんには初期症状がほとんどないため、検査によって早期発見することが重要です。

炎症性疾患には、高熱、排尿時痛、頻尿をともなう急性前立腺炎や残尿感、頻尿、排尿時痛、下腹部の不快感などがある慢性前立腺炎があります。

性病(STD)

性病(STD)

性感染症とは、性行為によって感染する病気の総称です。性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭(せんけい)コンジローマ、梅毒、淋病、HTLV-1感染症などさまざまな種類があります。
感染してから症状が出るまでの期間や症状はそれぞれ異なり、中には自覚症状がなく、感染に気づかないものもあります。

性感染症は、放置することで感染を広げたり、不妊の原因になったりする場合もあるため、しっかりと治療することが重要です。

結石

結石

結石とは尿路結石とも呼ばれ、主に腎臓にできるシュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムなどのかたまりのことです。
結石が腎臓にあれば症状はありませんが、腎臓から尿管、膀胱(ぼうこう)尿道に落ちてくると、激しい痛みをともなう場合もあります。
この激痛の原因は、細い尿管に詰まった結石が尿の圧力を高め、尿管がけいれんを起こし、神経を刺激するからです。
さらに腎臓に障害が起こると、脇腹や腰にも激痛をおよぼすことがあります。

尿路結石の痛みはいつ起こるかわからないため、不安を感じながら日常生活を過ごすことになります。
日頃から動物性タンパク質の摂取を控え、野菜やカルシウムを多く摂取するように心がけましょう。

男性更年期

男性更年期

女性の更年期障害は一般的ですが、男性にも更年期障害があります。
40歳前後~60歳前半の男性に多く、加齢や心身のストレスなどが原因となり急激に男性ホルモンが低下することで生じる現象です。

うつ症状、イライラ、頭痛、だるさ、動悸、ほてり、性欲減退など様々な症状があらわれます。
男性更年期の検査は、問診と採血を行います。
治療が必要になった場合は漢方薬や通常用いられている処方薬やピロロキノリンキノンやCell Aliveなどのサプリで、つらい症状を和らげるとともに、必要に応じて男性ホルモン補充療法をおこないます。

ED

ED

EDとは、少なくとも3カ月以上満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態のことです。
年齢を重ねるとEDになる割合は高くなります。
しかし、最近はストレスや不規則な食事、喫煙や飲酒などの生活習慣が原因となることが多いです。
糖尿病・高血圧・高脂血症・心神経障害など血液循環に関連する生活習慣病もEDの危険因子となりえます。

治療は処方薬が一般的です。服用方法や注意点があるので、医師の指導に従って正しく服用してください。
また、薬だけではなく、生活習慣の見直しをして危険因子を取り除くことも治療の第一歩です。

女性に多い疾患

膀胱炎

膀胱炎

膀胱(ぼうこう)炎とは、細菌が尿道を通って膀胱に入り、膀胱内で増殖することが原因となって膀胱に炎症が起こる病気です。症状としては、頻尿のあいだや排尿の終わりに下腹部の痛み、残尿感があります。

膀胱炎は女性に多くみられる病気です。
これは女性の場合、男性よりも尿道が短く、肛門や膣が尿道口と近いため、腸内細菌が侵入しやすく、膀胱まで到達しやすいことからです。

また、性行為による大腸菌の繁殖や膣内の常在菌が減少する閉経後は膀胱炎になりやすいです。

過活動膀胱

過活動膀胱

過活動膀胱は、急に起こる、抑えられないような強い尿意で、我慢することが困難なものと定義されています。
頻繁にトイレに行く(頻尿)、夜中にトイレに起きる(夜間頻尿)、急に強い尿意(尿器切迫感)が起こるなどの症状があります。

原因は加齢やストレスなどの心因性によるもの、その他の病気によるものがあります。
過活動膀胱は、病気そのものが命に左右したりすることはありませんが、トイレの不安を抱えて外出ができなくなったり、周囲の目を気にしたりするなど生活の質(QOL)が低下する病気です。

治療は処方薬による治療と、行動療法で改善できますので、一人で悩まずご相談ください。

血尿

血尿

血液が混じった尿のことを血尿といい、男性よりも女性に多くみられます。
血尿には、自分の目でみてわかる肉眼的血尿と、尿検査で血尿と判断される顕微鏡的血尿があり、どちらの場合も腎臓がんや膀胱がんなどの重篤な病気のサインであることが考えられるため注意が必要です。

また、悪性腫瘍が原因の場合は、生命を脅かす危険があるため、早期発見が必要です。そのため、定期的に健診や人間ドックなどによる尿検査が重要となります。

小児泌尿器

夜尿症

夜尿症

おねしょは、3歳くらいまでのお子様に、排尿の機能が未発達のために起こるものです。
一方で夜尿症は「5歳以降で月1回以上のおねしょが3か月以上続くもの」と定義されています。
原因としては夜間に溜まる尿が多い、膀胱に溜められる量が少ない、睡眠障害などが考えられます。
問診や尿の検査をおこなった上で治療方法を決めていきます。生活習慣や便秘の改善、内服治療やアラームトレーニングなどあります。

夜尿症を治していくうえで大切なことは、夜尿をしても怒らないでお子様の不安を取り除いてあげることです。お子様自身が「自分だけ恥ずかしい」「悪いこと」「迷惑をかけている」など不安や劣等感にさいなまれることがあります。誰におこってもおかしくない症状としてとらえてあげましょう。

包皮炎

夜尿症

亀頭部分が包皮でおおわれたままになっているものを包茎といいます。
本来新生児は亀頭と包皮がくっついているのが正常で、成長とともに徐々に亀頭が露出するようになります。
手で包皮をむくと、亀頭の一部でも露出する場合は仮性包茎で心配ありません。

亀頭が完全に露出するまでには個人差がありますが、包茎の割合は生後6カ月で80%、1歳~5歳の幼児では約60%とされています。
思春期(14歳~15歳ごろ)でも完全に亀頭が露出しない子は少なくありません。

次の症状がある場合や、思春期をすぎても真性包茎の場合やご相談ください。
①包皮口が狭いために排尿が難しい(おしっこが勢いよく線を描きスムーズに出せていない)、②亀頭包皮炎を繰り返す、③嵌頓包茎(かんとうほうけい)(無理に包皮をめくって亀頭の頸部が強く締めつけられ、浮腫んで痛みをともなう状態)

包茎

夜尿症

性感染症とは、性行為によって感染する病気の総称です。
性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭(せんけい)コンジローマ、梅毒、淋病、HTLV-1感染症などさまざまな種類があります。

感染してから症状が出るまでの期間や症状はそれぞれ異なり、中には自覚症状がなく、感染に気づかないものもあります。
性感染症は、放置することで感染を広げたり、不妊の原因になったりする場合もあるため、しっかりと治療することが重要です。